2025年も台風シーズンがやってきました。
気になるのは「台風12号」の動きです。
まだ「たまご」と呼ばれる発生前の段階からチェックしておくと、急な進路変更や天気の影響に備えやすくなりますよね。
この記事では、米軍・ヨーロッパ・Windyといった進路予想を比べながら、最新の発生状況や今後の影響について分かりやすくお伝えしていきます。
台風12号「たまご」発生!最新の状況をチェック
2025年8月19日朝、沖縄の南の海上で熱帯低気圧が発生しました。
現在は那覇の南およそ210km付近を、1時間に15kmほどのスピードで北北東へ進んでいます。
気象庁は「今後12時間以内に台風12号へ発達する可能性が高い」と発表しており、すでに沖縄本島や久米島では大雨や強風に注意が必要な状況です。
この熱帯低気圧は、今日中に「台風12号」となり久米島の北50km付近に進む予想が出ています。
特に19日は沖縄本島や久米島周辺で警報級の雨となる可能性があり、土砂災害や河川の氾濫に警戒が呼びかけられています。
気象庁の数値(8月19日午前6時時点)によると、中心気圧は1008hPa、最大風速15m/s、最大瞬間風速23m/sとなっていて、今後さらに雨雲が発達する恐れがあります。
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沖縄周辺では今日中に台風12号へ発達。大雨・強風・河川氾濫に注意が必要です
米軍・ヨーロッパ・Windyの進路予想を比べてみよう
台風の進路を確認する際には、複数の予測モデルを見比べるのが安心です。
日本の気象庁に加え、米軍(JTWC)、ヨーロッパ(ECMWF)、そしてWindyといった気象サービスの情報を参考にすると、全体的な傾向が見えてきます。
米軍(JTWC)の予測は比較的西寄りのコースを描くことが多く、今回も沖縄から奄美を経て九州西方に抜ける進路を示しています。
ヨーロッパ(ECMWF)のモデルは精度が高いことで有名で、本州に近づくルートを予測するケースもあり、影響範囲が広がる傾向があるのが特徴です。
Windyでは複数の予測モデルを同時にチェックできるため、違いを見比べるのに便利です。
現時点では沖縄・奄美を通過した後、九州の西を北上するパターンが主流となっています。
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米軍は西寄り、ヨーロッパは本州寄り、Windyは比較が便利。いずれも九州西方へ進む予想が多いです
台風12号の進路による影響は?生活への備えも確認
台風12号は、19日から20日にかけて沖縄・奄美地方に最接近、その後21日から22日にかけて九州西方を北上する見込みです。
勢力は強い台風ではないものの、大雨や強風のリスクは十分にあり、特に離島や沿岸部では高波や高潮にも注意が必要です。
沖縄では1時間に50mm前後の激しい雨が予想され、瞬間的には25m/s近い風が吹く恐れがあります。
奄美や九州でも21日以降は大雨が続く可能性があり、先日の豪雨で地盤が緩んでいる地域では土砂災害に要注意です。
生活面での備えとしては、まず外出予定を見直し、交通機関の運休や遅延に備えることが大切です。
雨戸やシャッターを閉める、ベランダや庭の植木鉢・物干し竿を片付けるといった基本的な対策も早めに行いましょう。
さらに、停電や断水に備えて飲料水や非常食、モバイルバッテリーを準備しておくと安心です。
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強い雨や風、高波に注意。早めの外出変更と家庭の備えで被害を防ぎましょう
まとめ|早めの情報チェックで安心対策
今回の台風12号は、急速に発達する強い台風ではないものの、沖縄・奄美・九州にかけて大雨や強風、高波の影響が予想されています。
進路次第では本州にも影響が広がる可能性があるため、油断は禁物です。
大切なのは「最新の情報をこまめに確認すること」。
気象庁の発表や自治体からの警報・注意報をしっかりチェックして、必要なら早めに行動するのが安心につながります。
家庭では身近な備えを見直し、家族で避難の確認をしておくと落ち着いて過ごせますよ。
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最新情報をチェックし、早めに備えることが安全につながります