2025年の夏は各地で台風のニュースが続いていますが、新たに「台風13号のたまご」が発生しました。
まだ熱帯低気圧の段階ですが、数日以内に台風へ発達する見込みがあり、早めのチェックが安心につながります。
台風が近づくと「米軍の進路予想は?」「ヨーロッパやWindyだとどう見えるの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、最新のたまごの発生状況と進路予想の比較をわかりやすくまとめました。
お出かけや旅行の予定がある方も、家庭での備えを考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
台風13号「たまご」発生!最新の発生状況を確認
2025年8月18日現在、フィリピンの東の海域で熱帯低気圧が確認されており、気象機関から「台風13号のたまご」として注視されています。
米軍(JTWC)やヨーロッパ(ECMWF)、Windyの予報では「LOW(黄色)」ランクとされ、24時間以内に台風へ発達する可能性は低めとされていますが、数日以内に台風化する見込みがあると発表されています。
この熱帯低気圧はまだ正式に台風として認定されてはいませんが、日本の南の海上で積乱雲の活動が活発になっており、いつ急に発達してもおかしくない状況です。
早ければ数日以内に「台風13号」として名前がつき、進路や勢力の変化に注意が必要となります。
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台風13号のたまごがフィリピン東で確認。数日以内に台風化する可能性あり
米軍・ヨーロッパ・Windyの進路予想を比べてみよう
台風の進路を予想する際は、日本の気象庁だけでなく海外のモデルも参考にすると安心です。
特に米軍(JTWC)、ヨーロッパ(ECMWF)、Windyは多くの人が利用している信頼度の高い予測ツールです。
まず米軍(JTWC)の予測では、現在の熱帯低気圧はフィリピン東の段階で「警戒評価(LOW)」とされています。
ただし今後は発達し、西寄り(台湾〜東シナ海方面)に進むか、北上して日本南岸を通過する可能性も示されています。
進路がまだはっきりしないため、今後の更新をこまめに確認する必要があります。
ヨーロッパ(ECMWF)のモデルは精度が高いことで知られ、今回のたまごが台風化した場合、本州の南岸を北東に進むシナリオを描く傾向があります。
太平洋側の地域で雨風が強まる可能性があるので、広い範囲での影響を考慮しておく必要があります。
Windyは複数のモデルを並べて比較できる便利なサービスです。
現状のシミュレーションでは、フィリピン東から北〜北西に進むルートが多く、日本方面へ向かう可能性も描かれています。
モデルごとに進路の差があるため、更新情報を見比べて判断することが重要です。
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米軍は西寄り、ヨーロッパは本州南岸寄り、Windyは比較確認が便利。今後の進路はまだ不確定
台風13号の進路による影響は?注意点と備えのポイント
もし台風13号が発達し、日本へ接近した場合、影響は西日本から太平洋側にかけて広がる可能性があります。
進路次第で沖縄や奄美、九州はもちろん、本州の南岸にも大雨や強風をもたらす恐れがあります。
特に懸念されるのは暴風と大雨です。
最大瞬間風速が40m/s規模に達すると、屋外の看板や物が飛ばされる危険や、大型車両の横転といった被害が出る可能性があります。
さらに台風周辺から流れ込む湿った空気により、局地的な集中豪雨が発生し、土砂災害や河川の氾濫にもつながるリスクがあります。
沿岸部では高波や高潮による影響が予想され、フェリーや観光船の欠航、飛行機や新幹線の運休など交通面にも広く影響する恐れがあります。
台風が遠くにあっても湿った空気で雷雨や突風が発生することがあるため、常に油断は禁物です。
家庭でできる備えとしては、飲料水や食料、日用品の数日分のストック、モバイルバッテリーや懐中電灯の用意が欠かせません。
さらにベランダや庭の植木鉢や自転車など、風で飛ばされやすい物は早めに片付けましょう。
家族で避難所や避難経路を確認しておくことも安心につながります。
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暴風・大雨・高波に警戒。食料や電源の備え、避難ルート確認を早めに
まとめ|最新の情報をチェックして早めに対策を
台風13号はまだ「たまご」の段階ですが、今後台風に発達して日本に近づく可能性があります。
進路は複数のパターンがあり、現時点でははっきりしていませんが、西日本や太平洋側を中心に影響が出る恐れがあるため注意が必要です。
大切なのは「早めに情報を確認すること」と「できる備えをしておくこと」です。
気象庁や米軍、ヨーロッパの最新予報をこまめにチェックし、危険が迫る前に冷静に準備を整えましょう。
安心して過ごすためには、一歩先を見据えた行動が大事です。
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最新の進路予想をこまめに確認し、早めの備えで安心につなげましょう