10月に入り、秋の行楽シーズン真っ只中ですが、ここにきて心配なのが台風23号(ナクリー)。
10日(金)から11日(土)にかけて沖縄・奄美地方に接近し、その後は日本列島の南岸を進む見込みです。
三連休や帰省、旅行を予定している方は「飛行機動くの?」「新幹線は止まる?」とソワソワしているのではないでしょうか。
この記事では、台風23号による交通への影響を中心に、飛行機・新幹線・在来線の運行状況と、キャンセル時の払い戻し方法までまとめました。
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台風による欠航・運休は“公式発表のタイミング”が重要!焦らず情報チェックを
台風23号2025の進路と接近タイミングをチェック
台風23号(ナクリー)は、10月10日午前3~6時の時点で南大東島の東南東約210km付近を北西に進行中。
中心気圧は1000hPa前後、最大風速20m/s、最大瞬間風速30m/sと、勢力を維持しながらゆっくりと日本列島に近づいています。
今後の進路は、
- 10日(金):大東島地方に最接近
- 11日(土):奄美・沖縄本島に接近
- 12日(日)~13日(月):本州南岸を東へ進む見込み
台風の中心が本州に上陸する可能性は低いものの、広い範囲で大雨・強風・高波に注意が必要です。
三連休の交通は全国的に乱れる可能性があります。
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10日~13日は全国的に交通に影響の可能性あり。三連休の移動は早めに調整を
飛行機への影響は?ANA・JAL・LCCの欠航や払い戻し対応まとめ
台風23号の影響で、沖縄・奄美・大東島方面の便を中心に欠航や遅延がすでに発生しています。
ANA・JAL・LCC(ピーチなど)は、台風接近時に「特別対応」を実施し、対象便であれば無料での払い戻しや振替が可能になります。
✈各社の対応まとめ
航空会社 | 対応内容 | 申請期限 |
---|---|---|
ANA(全日空) | 台風特例対象便は無料で払い戻し・振替可。Web・アプリで手続き可能。 | 出発日から30日以内 |
JAL(日本航空) | 欠航・遅延・特例対象便は無料変更OK。出発前でも特別対応対象なら払い戻し可。 | 出発日から30日以内 |
LCC(ピーチなど) | 欠航・特例便は10日以内に申請で手数料無料。便の振替は空き状況により制限あり。 | 10日以内 |
宿泊費や交通費などの補償は基本的に出ませんが、旅行保険加入者はカバーされる場合もあります。
また、欠航が確定する前でも“特例対象便”に指定されれば無料でキャンセルできるため、出発前に公式サイトを確認するのが大切です。
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ANA・JALは30日以内、LCCは10日以内が払い戻し期限。早めの判断がカギです
新幹線や特急列車は動く?運休判断と指定席の払い戻しルール
台風23号の進路次第では、11日夜~12日にかけて新幹線や特急の計画運休が行われる可能性があります。
すでにJR九州やJR西日本では、「今後の状況によっては運休・遅延あり」との注意喚起が出ています。
🚅運休判断の目安
- 強風・大雨・線路冠水の危険がある場合
- 24~12時間前に「計画運休」として発表されることが多い
- 特に九州新幹線・山陽新幹線・東海道新幹線で影響が出やすい
💴払い戻しルール
- 運休や途中打ち切り → 乗車券・特急券とも無料で払い戻し
- 2時間以上の遅延 → 特急料金のみ払い戻し
- 自己判断のキャンセル → 通常のキャンセル料が発生
払い戻しは、駅窓口・券売機・ネット予約サイトなどで可能です。
ネット予約(e5489・EXサービスなど)はアプリ上で手続きができるため、駅の混雑を避けたい方におすすめ。
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新幹線の運休は前日発表が多い!運休なら全額返金、遅延は特急料金のみ
在来線や私鉄の運行状況は?安全運転のための見合わせ情報も
台風23号の接近に伴い、九州・四国・近畿・関東エリアの在来線や私鉄でも運転見合わせの可能性があります。
近年は安全重視のため、暴風や大雨の前から「計画運休」が取られるケースが増えています。
🧭運転見合わせの判断基準
- 風速25m/s以上や線路冠水、土砂流入などが確認された場合
- 夜間や未明の暴風予報時は「前夜から運転見合わせ」を実施
- 再開には線路点検が必要で、再開まで数時間~半日かかることも
関東のJRや私鉄では、海沿い区間(京葉線・横須賀線など)で風による運転規制が出やすく、
朝の通勤・通学に影響する場合があります。
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在来線は“安全第一”で早めの運休も。運転再開まで時間がかかることもあるので要注意
台風によるキャンセル時の返金・払い戻しまとめ|いつまでに手続きすればいい?
交通機関ごとの払い戻しルールをまとめると、以下のようになります👇
✈飛行機(ANA・JAL・LCC)
- 欠航・特例対象便 → 手数料無料で全額払い戻しまたは振替
- 自己判断キャンセル → 航空券タイプにより手数料発生、返金不可のケースも
- 申請期限:ANA・JALは30日以内、LCCは10日以内
🚅新幹線・特急列車
- 運休・途中打ち切り → 無料払い戻し
- 2時間以上遅延 → 特急料金のみ払い戻し
- 自己都合キャンセル → 手数料発生
🏨ホテル・宿泊施設
- 台風による交通機関運休で「到着困難」が証明できる場合は、宿側がキャンセル料免除を検討することも
- ただし営業中の施設は原則キャンセル料が発生。事前に電話確認が安心
🧳パッケージツアー
- 催行中止が決まった場合は全額返金
- 自己判断のキャンセルは通常の取消料が発生
申請は多くの場合、運行日から10日~1か月以内が目安です。
旅行代理店経由の場合は、必ず代理店経由で手続きを行いましょう。
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返金は“運休・欠航が確定してから”が基本!期限を逃すと払い戻しできないこともあるので注意
まとめ|交通情報は公式サイトで随時チェック!焦らず安全に行動を
台風23号(ナクリー)は、沖縄から西日本・東日本の太平洋側を通過する予想で、広い範囲で飛行機や新幹線、電車の運行に影響が出る可能性があります。
旅行や帰省の予定がある方は、
- 気象庁の台風情報
- 各交通機関(ANA・JAL・JRなど)の公式サイト
- Yahoo!運行情報・駅ナビアプリ
をこまめに確認し、無理のない行動と早めの判断を心がけてください。
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“最新情報×冷静な判断”が安全のカギ。焦らず柔軟に予定を見直すのがベストです