秋が深まる10月、尾瀬ヶ原では湿原一面が黄金色に染まり、まさに一年でいちばん美しい季節を迎えています。
とはいえ
「今どのくらい色づいてるの？」
「混雑を避けてゆっくり見たい」
という方も多いはず。
そこで今回は、2025年最新の尾瀬ヶ原の紅葉状況をライブカメラ映像からチェックしながら、見頃のピーク時期、混雑を避けるおすすめ時間帯、そして駐車場の料金やアクセス情報までわかりやすくまとめました。
尾瀬ヶ原の紅葉は今どうなってる？ライブカメラで最新の色づきをチェック
秋本番を迎えた尾瀬ヶ原。
2025年10月22日現在、紅葉は終盤にさしかかりつつも、まだ湿原では黄金色の草紅葉が楽しめます。
標高の高いブナ平や至仏山周辺は落葉が進み、山肌は少しずつ冬支度の景色へと変わっています。
朝晩は冷え込み、最低気温は5℃前後。
霜が降りる日もあり、朝日に照らされた湿原がキラキラ輝く幻想的な光景が広がっています。
ライブカメラをチェックすれば、現地に行かなくてもその美しさをリアルタイムで感じられます。
おすすめは「東京パワーテクノロジー 尾瀬ライブフォト」と「環境省 山ノ鼻ビジターセンター前カメラ」。
また、「インターネット自然研究所 尾瀬沼カメラ」では燧ヶ岳（ひうちがたけ）方面の紅葉を確認できます。
特に朝霧に包まれる時間帯は圧巻です。
10月下旬の尾瀬ヶ原は草紅葉が見頃のラストチャンス。ライブカメラで黄金色の湿原を楽しもう！
紅葉のピークはいつ？2025年の見頃カレンダーを解説
尾瀬ヶ原の紅葉は標高によって時期が異なりますが、例年9月下旬〜10月中旬がピーク。
今年はほぼ平年並みで進み、10月下旬にかけて“晩秋の名残紅葉”が続いています。
以下のカレンダーを参考にすると、見頃の流れが一目でわかります👇
| 時期 | 主な見どころ | 状態 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 9月中旬〜9月下旬 | 尾瀬ヶ原・大江湿原 | 草紅葉ピーク | 湿原が黄金色に輝く幻想的な時期 |
| 9月25日〜10月5日 | 鳩待峠〜山ノ鼻 | 草紅葉＋木々の色づき | 湿原と山の紅葉リレーが美しい |
| 10月1日〜10月10日 | 尾瀬沼・三本カラマツ周辺 | 草＋木の紅葉重なり | 湖面に映る紅葉が見どころ |
| 10月5日〜10月15日 | ブナ平・燧裏林道 | 広葉樹ピーク | 森が金色に染まる人気時期 |
| 10月15日〜10月25日 | モーカケノ滝・会津駒ヶ岳麓 | 落葉期 | 静かな晩秋の雰囲気が魅力 |
特に「草紅葉と木々の紅葉が重なる」9月末〜10月初旬が最も写真映えします。
一方、10月20日以降は人も少なくなり、静かな尾瀬を堪能できる時期。
霜が降りる朝はまるで絵画のような世界が広がります。
見頃のピークは9月下旬〜10月上旬。静かな晩秋を楽しむなら10月下旬の“名残紅葉”もおすすめ。
混雑ピークを避けたい！おすすめ時間帯と曜日を紹介
尾瀬ヶ原の紅葉シーズンは全国から観光客が集まり、週末はとても混み合います。
特に混雑がピークになるのは、9月下旬〜10月上旬の晴れた土日やシルバーウィーク。
午前10時〜午後2時頃は木道が渋滞し、写真撮影にも時間がかかるほどです。
一方、**平日の早朝（5〜7時半）**はほとんど人がおらず、幻想的な朝霧の中でゆっくり散策できます。
また、夕方15時以降も人が減り、夕日に照らされる紅葉を静かに眺めることができます。
曜日で見ると、火曜〜木曜が最も空いており、週末前の金曜午後も狙い目です。
宿泊するなら金曜に入り、土曜の早朝に出発すると混雑を避けながらベストな時間帯を楽しめます。
混雑を避けるなら“平日の朝”が鉄則！火〜木曜の早朝5〜7時半が静かで絶景。
駐車場情報まとめ｜料金・場所・アクセス方法を徹底ガイド
尾瀬ヶ原周辺はマイカー規制があるため、駐車場とシャトルバスを組み合わせてアクセスするのが基本です。
主な拠点は「鳩待峠・戸倉ルート」「大清水ルート」「御池ルート」の3つ。
それぞれ特徴を見てみましょう。
🔹鳩待峠・戸倉ルート（群馬県片品村側）
もっとも人気のあるルートで、山ノ鼻〜尾瀬ヶ原方面へ向かう人の大半が利用します。
- 尾瀬第一駐車場（約280台）：普通車1,000円／24時間
- 尾瀬第二駐車場（約250台）：普通車1,000円
- スノーパーク尾瀬戸倉駐車場（約500台）：普通車1,000円（臨時）
戸倉から鳩待峠まではシャトルバス（片道25分／大人1,300円）。
鳩待峠駐車場（約50台）は許可制で、基本的に一般車は入れません。
鳩待峠方面は戸倉の第一・第二駐車場を利用。朝7時前に到着するとスムーズ！
🔹大清水ルート（群馬県側）
尾瀬沼・三平下方面へ行くならこちら。比較的空いていて、初心者にも人気です。
- 大清水駐車場（約100台）：普通車500円／日
登山口まで徒歩0分でアクセス良好。
大清水〜一ノ瀬間は乗合バス（片道300円）も利用可能です。
大清水ルートは比較的すいていて穴場！ゆったり紅葉を楽しみたい人に◎
🔹御池・沼山峠ルート（福島県檜枝岐村側）
北側から尾瀬沼や燧ヶ岳を目指す人に人気のルート。
- 御池駐車場（約440台）：1回1,000円
- 七入駐車場（約880台）：無料（満車時に案内あり）
御池〜沼山峠間は一般車進入不可で、シャトルバス（20分／500円）に乗り換えます。
どのルートも朝7時前に到着しておくと混雑を避けられます。
また、電子決済非対応の駐車場も多いので、現金を準備しておくと安心です。
御池駐車場は福島側の人気拠点。現金支払いオンリーなので小銭の用意を忘れずに！
まとめ｜ライブカメラで紅葉をチェックしてベストタイミングで尾瀬へ！
2025年の尾瀬ヶ原の紅葉は、草紅葉がまだ楽しめるラストスパート。
すでに高地では落葉が進んでいますが、湿原では黄金色と銅色が織りなす美しい風景が広がっています。
現地へ行けない方も、ライブカメラでリアルタイムの紅葉を楽しめます。
また、訪問するなら「平日の早朝」がベストタイミング！
駐車場やバスの混雑を避けて、ゆったりと秋の尾瀬を堪能しましょう。
紅葉ラストチャンスは10月下旬！ライブカメラで確認しながら、朝の静かな尾瀬を満喫しよう。
