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マリーンワンどうやって日本に運んだ?折りたたみや内部,輸送方法,フライトレーダーを徹底解説!

マリーンワンどうやって日本に運んだ? 話題
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アメリカ大統領が来日するとき、ニュースで必ず登場するのが「マリーンワン」。

ホワイトハウスの芝生から大統領を乗せて飛び立つ、あの深緑色のヘリコプターです。

でもふと気になりませんか?

「あんな大きなヘリ、どうやって日本まで運ぶの?」と。

実はマリーンワンは、自力で太平洋を渡ることはできません。

大統領来日に合わせ、分解して巨大な輸送機に積まれ、日本へ空輸されるんです。

今回はそんな“空飛ぶホワイトハウス”の裏側を、わかりやすく解説します!

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マリーンワンってどんなヘリ?基本スペックと役割をチェック

マリーンワン(Marine One)は、アメリカ大統領専用のヘリコプターです。

大統領が乗っているときにだけ「マリーンワン」というコールサインが使われます。

運用しているのは、アメリカ海兵隊の「HMX-1」という部隊。

ホワイトハウスから空港や基地までの短距離移動などに使われています。

現在使われている機体は3種類。

長年使われてきたVH-3DVH-60Nに加え、最新型のVH-92Aが導入されました。

最高速度は約280km/h、航続距離は最大500kmほどで、8~14名が乗れるようになっています。

機体には防弾装甲や電子妨害装置、対ミサイルシステムなどが搭載されており、万が一の攻撃にも耐えられるよう設計されています。

また、機内ではホワイトハウスとの通信が常時可能。

大統領は移動中でも緊急会議や報告を受けられる仕組みです。

tomoyan
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マリーンワンは“大統領専用ヘリ”。海兵隊が運用していて、防弾・通信完備の超ハイスペック機なんです!

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どうやって日本に運んだの?実は“空輸”でやってくる!

「どうやって日本まで飛んでくるの?」と思った方、

実はマリーンワンは太平洋を自力で飛ぶことはできません。

そのため、アメリカ空軍のC-17 グローブマスターⅢという巨大輸送機に積まれて空輸されます。

輸送の際は、ヘリの羽(ローター)を外し、尾翼なども折りたたんでコンパクトにします。

専任の整備士チームが慎重に固定し、振動や気圧変化に細心の注意を払いながら運ばれます。

現地に到着後は、米軍基地の格納庫などで再組み立てを行い、テストフライトで安全確認をしてから本番に備えるのです。

さらに驚くのは、輸送されるのはマリーンワンだけではないということ。

大統領専用車「ビースト」や、警備車両も一緒にC-17で運ばれてきます。

まさに“移動するホワイトハウスごと”空を飛んでくるんです。

tomoyan
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マリーンワンはC-17輸送機で分解して空輸!現地で再組み立て&テストして完璧な状態でお披露目されるんですね。

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マリーンワンの内部はどうなってる?まるで空飛ぶ執務室!

マリーンワンの内部は、まさに“空飛ぶ執務室”。

大統領がどんな状況でも政務を続けられるように、快適性と安全性が極限まで高められています。

内部は約18平方メートルほどのスペースで、モデルによって8〜19名が着席できます。

本革シートが並び、防音・防弾構造のキャビンは非常に静か。

移動中でも普通の声量で会話ができるほどです。

中央には会議用テーブルやモニターが設置され、政策スタッフや軍関係者とブリーフィングが行えるようになっています。

さらに、暗号化通信や衛星ネットワークにより、ホワイトハウスとリアルタイムで情報のやり取りが可能です。

もちろん安全装備も最高レベル。

防弾ガラス、対ミサイル防御装置、緊急脱出ハッチなどが完備されています。

一部の機体には簡易トイレや医療キットも搭載されており、長時間のフライトにも対応できるようになっています。

tomoyan
tomoyan

中は静かで快適!本革シートに会議スペース、通信設備まで揃った“空飛ぶホワイトハウス”なんです。

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フライトレーダーで見られる?マリーンワンの動きの秘密

最近は「フライトレーダー」などで飛行機の位置を追う人も増えていますよね。

でも、マリーンワンはフライトレーダーでは基本的に見られません。

理由は簡単。

安全保障上、飛行情報が完全に非公開になっているからです。

アメリカの航空当局が運用する「LADD(Limiting Aircraft Data Displayed)」という仕組みにより、大統領専用機などのデータは意図的に表示されないようになっています。

一方で、随伴する輸送機や警備ヘリが一時的に表示されることもあり、ファンの間では「この飛行ルート、マリーンワンの準備かも?」と話題になることも。

ただし、実際のマリーンワンの位置やルートは国家機密。

編隊飛行で複数機が同時に飛ぶため、どれが本物か外部からは分からないようになっています。

tomoyan
tomoyan

フライトレーダーでは見られないんです。複数機が一緒に飛んで、どれが本物か分からないように工夫されてるんですね!

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まとめ|日本までの旅路も徹底管理された“大統領クラス”

マリーンワンは、アメリカ大統領の安全と信頼を守るために作られた“特別なヘリコプター”。

見た目は普通のヘリに見えても、中身は最新鋭の防御・通信システムが詰まった空の要塞です。

日本に来るときはC-17輸送機で分解・空輸され、現地で再組み立て。

一切の妥協を許さない体制で整備されているからこそ、どんな国でも安心して大統領を運べるのです。

テレビで見かけたときは、そんな“見えない努力とチームプレー”にもちょっと注目してみると、より面白く感じられるかもしれませんね。

tomoyan
tomoyan

マリーンワンは自力で飛んでくるわけじゃなく、分解して空を渡る“特別輸送”。まさに大統領クラスの徹底管理ですね!

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