看護師国家試験の必修問題は「50問中40点以上(正答率80%以上)」が合格の絶対条件とされています。
一方で、一般問題+状況設定問題のボーダーラインや全体合格率は毎年少しずつ動くため、「固定のルール」と「年度で変わる部分」を分けて押さえておくのが安心です。
この記事では、必修点の基準、変動の有無、何問ミスまでOKなのか、最近の合格率の傾向、そして必修対策のポイントまで、初めて調べる人にもわかりやすい形でまとめていきます。
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必修は「40点以上」が鉄則、あとはボーダーと合格率の全体像をセットでチェックです。
看護師国家試験の必修問題とは?まずは仕組みをわかりやすく解説
看護師国家試験は「必修問題・一般問題・状況設定問題」の3つで構成されていて、そのうち必修問題は“看護師として最低限おさえておくべき基本知識”を確認するパートです。
出題数は50問で、1問1点の50点満点というシンプルな配点になっており、ここで一定以上の点数が取れないと、他の科目がどれだけできていても不合格になってしまいます。
問われる内容は、看護の基本、安全・感染予防、倫理、薬剤や検査の基礎など「現場で絶対に外したくない部分」が中心なので、応用問題よりも“基本の精度”が大事になりやすいです。
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必修は“基礎の確認テスト”、ここで落とすと他が満点でもアウトという厳しめルールです。
看護師国試の必修点は何点?合格基準の正しいライン
必修問題の合格基準は「正答率80%以上」と明確に決められていて、点数でいうと50点満点中40点以上が必要です。
この80%というラインは厚生労働省が定めており、必修に関しては“毎年変わるボーダー”ではなく、原則として固定の絶対条件になっています。
つまり、「必修で40点に届かなかった時点で不合格確定」という扱いのため、受験生の多くは勉強段階から「45点前後を安定して取れる状態」を目標にして、安全マージンをとる人が多い印象です。
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必修は“40点ジャスト狙い”ではなく、“常に40点超えをキープ”が安心ラインです。
必修点は毎年変動する?調整や採点基準の仕組み
「ボーダーが変わる」というと不安になりますが、変動しやすいのは一般問題+状況設定問題の合格基準で、必修の80%ラインは毎年変えられているわけではありません。
一般・状況設定側は、その年の問題難易度や受験者の出来を踏まえて、合格基準点が160点前後(250点満点中)で調整されているとされています。
一方で必修は「8割以上」という絶対評価なので、採点の仕組みとしても“足切りライン”として固定しておき、全体の合否バランスは一般+状況設定側で調整するイメージに近いと考えられます。
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動くのは総合ボーダー、必修の8割ルールは“固定の土台”と考えておくとスッキリします。
必修問題のボーダーラインは何問ミスまでOK?
必修は「50問中40点以上」が基準なので、単純計算では“10問までミスしてもOK”という考え方ができます。
ただ、試験本番は緊張や時間配分の影響もあるので、勉強段階からギリギリ40点だと、ちょっとした読み違いで一気に基準割れしてしまうリスクがあります。
そのため、多くの予備校や対策サイトでは「過去問や模試では45点以上を目安にしておくと本番も安定しやすい」といった“安全圏”をすすめているケースが目立ちます。
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“10問までOK”と油断するより、“5問以内のミス”に収めるイメージで練習するのが安全です。
看護師国家試験の全体合格率はどれくらい?必修で落ちる人はいる?
看護師国家試験全体の合格率は、この10年ほどはおおむね90%前後で推移しており、第113回では87.8%、第114回では90.1%といった数字が出ています。
受験者数は毎回6万人前後で、そのうち合格者も5万5千人前後と大きな変動はなく、「しっかり準備した人はきちんと通る試験」というイメージに近いです。
一方で、必修の8割に届かずに不合格になる、いわゆる「必修落ち」のケースは実際にあり、試験解説でも“必修不足による不合格”が毎年一定数いることが指摘されています。
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合格率は約9割でも、「必修だけで落ちる人」がいるので、油断しないほうがいいパートです。
合格率とボーダーラインのイメージを表で整理
全体像をざっくりつかみやすいように、最近の傾向をイメージとしてまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必修の基準 | 50問中40点以上(正答率80%以上) |
| 一般+状況設定のボーダー | 250点満点中、例年160点前後が目安(約65%) |
| 合格率の傾向 | ここ10年ほどは全体でおおむね90%前後で推移 |
| 直近の一例 | 第113回:合格率87.8%、第114回:合格率90.1% |
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数字で見ると「取るべきライン」が見えやすくなるので、目標設定もしやすくなります。
必修対策はどうする?確実に点を取るためのポイント
必修は“奇をてらった難問対策”よりも、「頻出の基礎を穴なく取る」方が効率的と言われています。
対策の基本は、過去問や予備校の必修対策問題を中心に、同じテーマを何度も解いて“見慣れたパターン”を増やしていくことです。
間違えた問題は、「どの知識が足りなかったのか」「どの言葉で引っかかったのか」を一言メモしておくと、次に同じパターンが出たときに迷いにくくなります。
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必修対策は“量より質”、頻出テーマを反復して「落とし穴パターン」をつぶすのが近道です。
必修で失点を減らすコツ(勉強の組み立て方)
勉強スケジュールとしては、まず必修範囲を早めに1周し、基礎事項の抜けがないかをチェック。
そのあと一般・状況設定を進めつつ、必修だけは定期的にミニテスト感覚で回す、という流れが組みやすいです。
「用語はなんとなく覚えているけど、選択肢になると迷う」という状態は本番で崩れやすいので、人に説明できるレベルで理解することを目標にすると、必修の安定感がぐっと増します。
また、模試の必修得点を記録しておき、40点に届かない回が続くようなら、そのタイミングで一度“必修だけに集中する週”を作るなど、メリハリをつけて立て直すのも有効です。
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必修の点数推移をメモして、“40点未満のサイン”が出たら早めに立て直すのがおすすめです。
まとめ|看護師国試は必修点クリアが最重要!基準を知って万全対策を
看護師国家試験の必修問題は、50問中40点以上(正答率80%以上)が合格の大前提で、このラインは毎年の試験でも原則として固定の絶対条件になっています。
一方で、一般問題+状況設定問題のボーダーラインは年度によって変動し、合格率もおおむね90%前後で推移しているものの、その年の難易度によって多少の上下があります。
だからこそ、まずは必修を「ギリギリではなく余裕を持って超えられる状態」にしておき、そのうえで一般・状況設定で総合点を積み上げていく勉強スタイルが、最も堅実な合格ルートと言えそうです。
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必修40点クリアを“当たり前の状態”にしておけば、看護師国試はぐっと戦いやすくなります。

