SNSやYouTube、TikTokなどを見ていると、「ミーム化した」「ネットミーム」という言葉を目にすることがあります。
なんとなく「ネットで流行っているもの」というイメージはあっても、
「ミーム化ってどういう意味?」
「流行り言葉とは何が違うの?」
と気になる方もいるのではないでしょうか。
ミームは言葉だけでなく、画像や動画、音楽、ポーズなど、さまざまなものがきっかけになって広がることがあります。
今回は、ミーム化とはどういう意味なのか、具体例や使い方、英語表現、流行り言葉との違いについて分かりやすく調べました。
ミーム化とはどういう意味?
ミーム化とは、もともとは広く知られていなかった画像・動画・発言・ポーズ・音楽などが、SNSや掲示板、動画サイトで多くの人にまねされたり、アレンジされたりしながら広まっていくことをいいます。
単に「話題になった」「有名になった」というだけでは、必ずしもミーム化とはいいません。
例えば、ある人の印象的な一言が注目され、その言葉を少し変えた投稿やパロディ動画などが次々と作られて広がっていくと、「ミーム化した」と表現されることがあります。
「ミーム」という言葉は、英語の「meme」に由来します。
本来は、模倣によって人から人へ受け継がれていく文化や考え方を表す言葉です。
現在のインターネットでは、面白い画像や動画、フレーズなどがコピー・改変されながら広く共有される「インターネットミーム」という意味で使われることが多くなっています。
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ミーム化は、ただ有名になるだけではなく、まねされたりアレンジされたりしながら広がっていくのがポイントです。
ミーム化が起こる流れ
ミーム化は、誰かが計画して起こすものとは限りません。
何気ない一言や印象的なシーンが注目され、多くの人が「使ってみたい」「アレンジしてみたい」と感じることで広がっていくケースがあります。
一般的には、次のような流れでミーム化していきます。
- 印象的な画像・動画・発言などが注目される
- SNSや動画サイトで共有され、話題になる
- 言葉を変えたり、別の画像や動画と組み合わせたりした投稿が作られる
- 同じパターンの投稿が増え、定番ネタとして知られるようになる
- 元ネタを知らない人にも広がり、さまざまな場面で使われるようになる
特に、短くて覚えやすい言葉、表情が印象的な画像、耳に残る音楽、アレンジしやすいテンプレートなどはミーム化しやすい傾向があります。
インターネットミームの特徴は、元の画像や動画などがそのまま拡散されるだけでなく、多くの人によってアレンジされ、さまざまな形へ派生していくことです。
元ネタそのものの面白さに加えて、「いろいろな場面に当てはめやすい」「自分なりにアレンジしやすい」ことが、広く浸透するきっかけになる場合もあります。
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覚えやすくてアレンジしやすいものほど、ミーム化して広がりやすいんですね。
ミーム化した具体例を紹介
ミーム化するものには、画像・動画・言葉・音楽など、さまざまな種類があります。
有名な作品や人物だけでなく、何気ない日常の一コマがきっかけとなり、多くの人にまねされてミーム化することもあります。
画像や表情が使われるケース
映画やドラマ、アニメ、ニュース映像、スポーツ中継などで見られた、印象的な表情やポーズがミームとして使われるケースです。
例えば、驚いた表情の画像に「予定表を見たら締め切りが今日だった」といった文章を添えるなど、画像と文章を組み合わせて面白さを表現します。
同じ画像でも文章を変えるだけでさまざまな状況を表現できるため、アレンジした投稿が増えやすいのが特徴です。
フレーズや言葉が広がるケース
テレビ番組や動画配信、インタビュー、ゲーム、SNSなどで生まれた印象的な一言が、繰り返し使われてミーム化することもあります。
元のフレーズの一部を別の言葉に置き換えたり、日常の出来事に当てはめたりするのが代表的な使われ方です。
言葉そのものの意味だけでなく、響きの面白さや使うタイミング、元ネタを知っている人同士で楽しめることなどから広がる場合もあります。
動画や音源が使われるケース
短いダンスや独特な動き、耳に残る音楽やセリフなどが、動画投稿で繰り返し使われるケースもあります。
同じ音源に違う映像を合わせたり、同じ動きをまねしたりすることで、次々と新しい動画が作られていきます。
身近な例では、猫の映像素材と音源を組み合わせて日常の出来事などを表現する「猫ミーム」もよく知られています。
定番の猫素材を使いながら内容を自由に変えられるため、さまざまなバリエーションが生まれました。
言葉が元とは違う意味で使われるケース
もともとは真面目な場面で使われた言葉でも、ネット上で繰り返し引用されるうちに、冗談やツッコミとして使われるようになることがあります。
このタイプは、広まるにつれて元の発言とは違ったニュアンスになることもあります。そのため、元ネタや本来の意味を知っておくと、より理解しやすいでしょう。
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ミーム化するのは画像だけではありません。言葉や動画、音源、動きなど、まねしたりアレンジしたりできるものがミームになるんですね。
「ミーム化」の使い方や例文は?
「ミーム化」は、「ミーム化する」「ミーム化した」「ミーム化している」のような形で使われます。
SNSや動画などで、ある画像・言葉・シーンが多くの人にまねされたり、アレンジされたりして広がっている様子を表すときに便利な言葉です。
よく使われる表現
- 「あのシーンがSNSでミーム化している」
- 「この画像はミーム化されて、いろいろな投稿に使われている」
- 「あのフレーズは一気にミーム化した」
- 「この動画、ミーム化しそうだね」
- 「元ネタは知らないけど、ミームなら見たことがある」
- 「このシーンはアレンジしやすくてミームになりそう」
「バズる」と「ミーム化」の使い方の違い
「ミーム化」と混同しやすい言葉に「バズる」があります。
「バズる」は、SNSなどで投稿が急速に拡散され、多くの人から注目を集めることを指します。
一方の「ミーム化」は、元になった画像や言葉、動画などがまねされたり、アレンジされたりしながら広がっていくことがポイントです。
そのため、ある投稿が一度だけ大きく拡散された場合は「バズった」といえますが、そこからパロディや派生投稿がほとんど生まれなければ、「ミーム化した」とまではいえない場合があります。
反対に、同じフレーズや画像を使った投稿が次々と登場していれば、「ミーム化している」と表現できます。
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「バズる」は大きな話題になること、「ミーム化」はまねやアレンジをされながら広がること、と覚えるとわかりやすいですね。
ミーム化は英語で何という?
「ミーム」は英語でmemeと書きます。インターネット上で広がる面白い画像・動画・フレーズなどを指す言葉として、英語圏でも広く使われています。
「ミーム化する」を英語で表す場合は、memeifyという動詞があります。
画像や人物、出来事などを、ネット上で広がるミームにするという意味で使われます。
また、日常的な英語では「memeify」だけでなく、次のような表現も使えます。
- become a meme:ミームになる
- turn A into a meme:Aをミームにする
- make memes out of A:Aを使ってミームを作る
英語表現の例
- This photo became a meme.
この写真はミームになりました。 - That phrase became a meme online.
そのフレーズはネット上でミームになりました。 - People turned that scene into a meme.
人々はそのシーンをミームにしました。 - It went viral and became a meme.
それは急速に拡散され、ミームになりました。
なお、英語の「meme」には、もともと模倣によって人から人へ伝わる文化的な情報という広い意味があります。
現在では、SNSや動画サイトなどの話題で使われる場合、日本語の「ネットミーム」と同じような意味で使われることが多くなっています。
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英語では「meme」、ミームになることは「become a meme」などで表現できます。
ミーム化と流行言葉の違いは?
ミーム化と流行り言葉は、どちらも多くの人に知られ、広く使われるようになる点では似ています。
大きな違いは、ミーム化は元ネタをまねしたり、アレンジしたりしながら広がることが多いという点です。
| 比較項目 | ミーム化 | 流行言葉 |
|---|---|---|
| 主な対象 | 画像、動画、音源、ポーズ、フレーズなど | 言葉・フレーズなど |
| 広がる方 | まね・加工・アレンジされながら広がる | 会話やSNSなどで多くの人が使う |
| 派生の存在 | パロディやアレンジが生まれやすい | 同じ言葉のまま使われることが多い |
| 楽しみ方 | 元ネタやアレンジを楽しむ | 言葉の面白さや共感を楽しむ |
| 使われるシーン | SNS・動画サイト・掲示板など | 日常会話・テレビ・SNS・広告など |
例えば、新しい言葉やフレーズがそのまま多くの人に使われるようになれば、「流行り言葉」といえます。
一方、そのフレーズの一部を変えたり、画像や動画と組み合わせたりして、さまざまなパターンが作られるようになると「ミーム化した」と表現されることがあります。
ただし、両者の境界は明確ではありません。
流行り言葉がミーム化することもあり、ミームとして広まったフレーズが流行り言葉のように使われることもあります。
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流行り言葉は「言葉そのものが広がる」、ミーム化は「元ネタがアレンジされながら広がる」と考えると分かりやすいですね。
ミーム化についてよくある疑問
ミーム化は悪い意味ですか?
ミーム化は、必ずしも悪い意味で使われる言葉ではありません。
面白い画像や楽しい動画が多くの人に親しまれることもあれば、誰かの発言や失敗がネタとして広がってしまうこともあります。
特に人物がミーム化する場合は、本人が望まない形で画像や発言などが拡散される可能性もあります。
見た目や年齢、失敗、病気、事故などをからかうような内容は、安易に共有しないよう注意しましょう。
ミーム化とバズるは同じですか?
「バズる」と「ミーム化」は、似ていますが意味が少し異なります。
「バズる」は、SNSなどで投稿や話題が急速に広まり、多くの注目を集めることです。
ミーム化する前にバズることもありますが、バズったものがすべてミーム化するわけではありません。
一方、最初は小さなコミュニティだけで使われていたネタが、まねやアレンジを繰り返しながら、時間をかけてミームとして広がることもあります。
元ネタを知らなくても使って大丈夫ですか?
元ネタを知らなくても使うことはできますが、できれば意味や背景を確認してから使うと安心です。
元ネタに悲しい出来事や誰かへの批判などが含まれている場合、意味を知らずに使うことで、思わぬ誤解を招いたり相手を不快にさせたりする可能性があります。
また、作品の画像・映像・音源などを利用するときは、著作権や各SNS・動画サイトのルールにも注意が必要です。
公式が提供している素材や、利用が認められている範囲を確認して楽しみましょう。
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ミームは楽しいネット文化ですが、元ネタや意味を確認し、相手への配慮を忘れずに楽しむことが大切ですね。
まとめ|ミーム化の意味や使い方を知ってSNSをもっと楽しもう
ミーム化とは、画像・動画・言葉・音源などが、SNSや動画サイトを中心に多くの人にまねされたり、アレンジされたりしながら広がっていくことです。
単に話題になるだけではなく、元ネタを使ったパロディや派生投稿が次々と生まれていく点が大きな特徴です。
英語では「ミーム」を「meme」といい、「ミーム化する」は「memeify」や「become a meme」などで表現できます。
「バズる」や「流行り言葉」と似ていますが、ミーム化は元ネタが繰り返し使われ、さまざまな形にアレンジされながら広がるという違いがあります。
SNSで気になるミームを見つけたときは、「元ネタは何?」「なぜ流行っているの?」と調べてみると、言葉や画像の意味だけでなく、その背景まで楽しめるようになります。
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ミーム化の意味を知っていると、SNSで流れてくる画像や言葉の元ネタまで楽しめますね。
