お台場にある「日本科学未来館」には、さまざまな科学展示がありますが、その中でも話題を集めているのが「老いパーク」。
この展示では、年齢を重ねたときに起こる体や感覚の変化を、ゲームや体験装置を通して疑似的に味わうことができます。
子どもから大人まで幅広い世代が楽しみながら学べるため、家族で訪れる方にも人気です。
「老いパークってどこにあるの?」
「どのくらい時間がかかる?」
「具体的にどんな体験ができるの?」
と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、場所や所要時間、体験できる内容を分かりやすく解説します。
老いパークの場所はどこ?日本科学未来館の何階にある?
老いパークは 日本科学未来館の3階常設展示ゾーン にあります。
未来館に入館したら、エレベーターやエスカレーターで3階へ上がりましょう。
館内マップでも「常設展ゾーン」として案内されており、その一角に老いパークがあります。
開館時間は10:00~17:00(最終入館は16:30まで)で、未来館の営業日に合わせて利用可能です。
火曜日や年末年始など、未来館の休館日には体験できないのでご注意ください。
展示スペースの近くには休憩スペースもあるため、子ども連れでも無理なく過ごせるのが魅力。
展示を一通り見て疲れたら、休憩をはさみながら体験するのもおすすめです。
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老いパークは3階の常設展示ゾーンにあります。アクセスしやすく、他の展示とあわせて回るのに便利な立地です。
老いパークの所要時間はどれくらい?体験の目安
老いパークはコンパクトな展示エリアですが、体験型のゲームや装置が多いため、時間配分によって滞在時間は変わります。
各展示は1つあたり3分〜5分程度で体験でき、全部で6つほどの展示があります。
急ぎ足なら10分程度でも回れますが、解説パネルや映像をじっくり楽しみたい場合は 15分〜20分程度 を見ておくのが安心です。
特に混雑時は順番待ちが発生することもあるため、子連れやグループで訪れるなら30分弱を確保しておくと落ち着いて体験できます。
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老いパークは15〜20分が目安。混雑している時やじっくり体験したい場合は30分弱あると安心です。
老いパークで体験できることとは?内容を紹介
老いパークでは「目・耳・運動機能・脳」の変化を、ゲームや装置を通して体験できるのが特徴です。
単なる知識ではなく、自分の体で“老い”をリアルに実感できるのが魅力です。
視覚の変化を体験
白内障でかすんで見えるような感覚や、色や文字が識別しにくくなる体験ができます。
普段の生活で当たり前のように見ている景色が、年齢とともにどう変わるのかを実感できます。
聴覚の変化を体験
聞き取りにくい音や会話の聞き間違いを疑似体験。
家族や友人との会話がスムーズにいかなくなる不便さを体感でき、普段は気づかない難聴の影響を学べます。
運動機能の変化を体験
筋力や関節の動きが低下したときのバランスの取りづらさを、バランスゲームなどを通して体感。
ふらつきやすさや動きにくさを知ることで、健康維持の大切さを学べます。
脳の変化を体験
代表的なのが「おつかいマスターズ」という記憶ゲーム。
買い物のシミュレーションを通じて、記憶力や注意力の低下、処理速度の変化を体験できます。
普段の生活にどんな影響が出るのかを楽しく理解できる内容です。
さらに展示の流れでは、「老いってなんだろう?」といった問いかけから始まり、体験後には研究やサポート技術の紹介、そして「自分らしい老いを考える」スペースへと続きます。
科学的な視点で老いを前向きにとらえるきっかけになるでしょう。
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目・耳・体・脳の老化をゲーム形式で体験!楽しく学びながら“未来の自分”を考えられる展示です。
まとめ|老いパークで未来の自分を体験してみよう
日本科学未来館の「老いパーク」は、3階常設展示ゾーンにある体験型の展示です。
所要時間は15〜20分ほどで、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
体験内容は「視覚」「聴覚」「運動機能」「脳」の変化をゲーム形式で疑似体験できるというもの。
科学的な解説や最新の研究もあわせて紹介されており、単に体験するだけでなく“どう向き合うか”を考えるきっかけになるのも魅力です。
展示自体は終了日のない常設展示なので、未来館を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
家族や友人と一緒に体験すると、会話が広がり、さらに楽しい思い出になりますよ。
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老いパークは常設展示だからいつでも体験可能。未来の自分を考えるきっかけに、ぜひ家族で挑戦してみてください!